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試験のためのお勉強（実技試験の前に口頭試験があります。ここはアメリカなので当然、全部、英語。）のため航空法の本を開いたついでに、今、私が取ろうとしているSingle-engine（単発：エンジンが１つしかない機体のこと）の免許の取得に必要な飛行時間を書き出してみました。
ちなみに、§61.109というのが、該当するアメリカの航空法（FAR：Federal Aviation Regulations）の番号です。
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§61.109 Aeronautical experience.
(a) Single-engine
..... at least 40 hours of flight time that includes at least 20 hours of flight training from authorized instructor and 10 hours
of solo flight training .....
20時間の同乗教育と10時間の単独飛行を含む、最低40時間の飛行時間
..... and training must include at least ---
その中に、最低限、下記を含むこと
というわけで、法律上は、教官同乗で20時間、単独10時間を含む、最低40時間飛んで、その中で以下の項目が全部終わっていれば、実技試験が受けられます。
ただし、当然、時間数だけでなく実技の「でき」次第なので。。。私の場合は、これまで短い期間しか訓練ができない上、あいだのブランクが長くて、前回できたことも次に行ったときには忘れてたりする（なおかつ、毎回、慣れないうちは気分悪くなる！（笑））ので、すでに総飛行時間は80時間（そのうち教官同乗が70時間以上）を超えました（笑）。試験受けるまでには、100時間くらいになるかも。。。
(1) 3 hours of cross-country flight training
3時間のクロスカントリー訓練
［渡米６回目(2)］に書いた初クロスカントリーを含め、教官と一緒に行った2回のクロスカントリーでこの条件はクリア。
(2) 3 hours of night flight training ... that includes ---
下記を含む、3時間の夜間飛行訓練
(i) One cross-country flight of over 100 nautical miles total distance
合計距離が100NM(=約180km)以上の1回のクロスカントリー
［渡米６回目(5)］に書いたナイト・クロスカントリーのことです。
(ii) 10 takeoffs and 10 landings
10回の離着陸
これは、前回（渡米５回目）のときに、終わらせました。夜は、離陸は昼間と変わりませんが、着陸はかなり高度が低くなってからでないと飛行機についているランディング・ライトの光が滑走路に届かなくて、滑走路からの高さがわかりにくいので、最初はちょっと不安ですが、夜は基本的に気流が安定していて揺れないので、私は好きです（笑）。
(3) 3 hours of flight training ..... solely by reference to instruments .....
3時間の計器のみによる飛行訓練
私の大嫌いな「フード」。基本的に、今、私が取ろうとしている免許はVFR（Visual Flight Rules：有視界飛行。視界が良くて外の景色が見える状態で飛ぶこと。）なので、雲の中に入ってはいけないのですが、万一、間違って雲の中に入ってしまったりしたときのため、わざと外の風景が見えないように「フード（大きなサンバイザーみたいなの）」をかぶって、計器だけを見て操縦する訓練です。が!、この状態で風があって揺れると非常に気分悪い!! 実は、計器飛行（IFR：Instruments Flight Rules）の資格も欲しいなと、ちょっと思うんだけど、そのためには、このフードの飛行時間が最低40時間（!!）必要なので、無理かも。。。（笑）
(4) 3 hours of flight training in preparation for the practical test ..... within 60 days preceding the date of the test
3時間の実技試験準備のための飛行訓練（試験前60日以内）
明日(5/19)、これをやる予定。実際の試験と同じような形式で練習します。
(5) 10 hours of solo flight time ..... condidting at least ---
以下を含む、10時間の単独（ソロ）飛行
(i) 5 hours of solo cross-country time
5時間以上のソロ・クロスカントリー時間
［渡米６回目(3)］のところに書いたソロ・クロスカントリーと下記のロングクロスカントリーを合わせて、この条件はクリアしました。
(ii) One solo crocc-country flight of at least 150 nautical miles total distance .....
合計距離が150NM(=約270km)以上のソロ・クロスカントリー
［渡米６回目(4)］のところに書いたソロ・ロング・クロスカントリーのことです。他にも細かい条件はいくつかあるのですが、書くのが面倒なので省略（笑）。
(iii) Three takeoffs and three landings ..... at an airport with an operating control tower.
コントロール・タワーのある空港での3回の離着陸
前回（渡米５回目）の「タワー・ソロ」のことです。
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2004/05/18
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